ちょこちょこお問い合わせがある「他店でのネイルのお直し」
ちょうど一年前の9月。今までで一番多くの「他店ネイルのお直し」の依頼があり、何が起きたのか!と驚くほどでした。
福岡には、数えきれないほどのネイルサロンがあり、昔とは比べられないほどネイリストの技術も向上しています。
去年の数多くいただいた他店様のネイルのほとんどは「下手」ではないのです。写真が残っていた一部を参照に解説していきます。
今でも人気なガラスフレンチ。
スグにでもやり直したいということでしたので、当サロンでお客様のご希望に添える仕上がりにできるかメッセージにて少しカウンセリングをして、ご予約をお受けしました。
フレンチの幅も均等で、スマイルラインもガタつきなく綺麗にとれて
フォルムも綺麗です。無理やり指摘するとしたらホロを△の形だけでなく台形っぽくしてみたり、あえて不揃いのホロを使ってあげるともっと可愛くなるかな~。くらいの綺麗な仕上がりです。
一見、直すところはないように見えますがお客様の中では「すぐにでもやり直したいほどの仕上がり」なのです。
ここまで綺麗に作っているのに、なぜお客様は「お直しをしたい」という気持ちになったのか。
よくよくお客様のお話を聞いていると、お客様とネイリストの意思の疎通がとれていなかったこと。
おそらく、他店様のサロンにお客様のご希望のピンクゴールドのホロのご用意がなく、代用した色味がお客様の参考画像と全く違っていた事が原因だということにたどり着きました。
お客様が「こういう雰囲気で」と参考に持ち込んだネイル画像との仕上がりのギャップがあったということですね。
お喋りしすぎて仕上がりのお写真を撮るのを忘れてしまいましたが
なぜ思ったような仕上がりにならなかったのか、お客様が想像しているネイルの仕上がりは、最終的にどう言う風な雰囲気のイメージなのかをたくさんお話しして、喜んでいただけたのでホッとしましたが、
他店様のお直しは仕上げるまで本当に緊張です
今は、InstagramやティックトックなどのSNSで写真映えするような綺麗な仕上がりのネイル画像や
まだ日本に商材がない、ネイリストたちも把握できていないような商材を使ったデザインなども多く
更にSNSの普及でお客様の目もかなり肥えていて、お客様とネイリストのデザインのすり合わせや、商材がない場合の提案の仕方、カウンセリング力が今まで以上にかなり必要になってきているように感じます。
今月も他店様のお直しを1件させてきただきましたが(私がネイリストの事を悪く言うことはほとんどありませんが今回のお直しは久々に酷かったです。調べたらネイリストではなかったことに驚きでしたが、サロン経験、技術がなくても施術者がネイリストといえばネイリストになってしまうのでモヤモヤでした…。)
最近では「技術不足だな」と感じる仕上がりのお直しはほとんどなく
お客様とのデザインのすりあわせやカウンセリング不足、そもそも、お客様とネイリストの好みや得意分野が違った。ということが原因なのかなーと思うくらい、ひどい仕上がりでの他店ネイルのお直しは殆どありません。
数年前は「アートが下手でめっちゃ気に入らなかった」とお客様が言うので写真見せていただいたら
凄く繊細な綺麗なアートで「私にお客様が満足できるようなネイルに仕上げられるのだろうか…」と
過去一のプレッシャーの中施術しましたが、どんなに技術があってもどんなに上手でもどんなにすり合わせてもお客様が「違う。」と思えば失敗作と隣り合わせであるなーと思うからこそ
日々、勉強や情報収集は必須ですね☺
数年ぶりに「ネイルスクール」を再開します。
スポットレッスン
久々すぎて不手際もあると思うので通常一時間半の¥16.500のところ2時間で技術の事、サロンワーク私が教える事が出来るものは2時間内で教えるレッスンです☺
「ホワイトグラデーションの技術チェック」「独立したけどモチなどの技術に不安がある」など事前に Official LINEにてご連絡ください
(検定対策、トラブルネイルは簡単にできるものでもないのでスポットでのスクール対応はしません)
また後日、詳細をupします☺
巻き爪のモニター募集
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